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OK COMPUTER(音楽)

OK コンピューターOK コンピューター
(1997/05/21)
レディオヘッド

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97年に出た、RADIOHEADの“OK COMPUTER”。

NIRVANAの“NEVERMIND”と並ぶ90年代ロックを知るためのマストアイテムです。

90年代の闇を批判しながらも、時代を正面から見据える姿勢が感じられ、今聴いても、十五年を経た我々が90年代の闇から解き放たれていないことを、実感できます。

ロックとはなにかを問い続けながら、ロックであることを悩むトム・E・ヨークの苦悩は、少なくとも同じ世代の苦悩の一部を代弁しているように思います。
もちろん、「世代の問題」などと安っぽいことを言うつもりはありませんが、「世代の属性」のようなもはあると思いますし、そうした属性にまつわる問題を耐えず見つめ直すことができる1枚でしょう。

特に代表曲の一つであるKarma Policeはその内省的な世界観からロックのたどりついた一つの頂点とさえいえます。ノイズを内包したダークな曲調は吸い込まれるように透明で、目を見張るほど美しく心に響きます。
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地獄の黙示録

地獄の黙示録 特別完全版 [DVD]地獄の黙示録 特別完全版 [DVD]
(2009/07/17)
マーロン・ブランド、マーティン・シーン 他

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『地獄の黙示録』(1979)です。
言わずと知れたコッポラの名作ですが、時代によって評価の変化する稀有な映画です。

それは戦争を描いていますが、戦争映画ではなく、異文化邂逅映画だからでしょう。
サイードの『オリエンタリズム』に代表される欧米的な異文化視座がそのまま、落とし込まれていると思います。
そのため、欧米の反省がそこにあるのかないのか、議論されながら否定も肯定も吸い上げる強烈な力をもった映画となっているのでしょう。


異文化を真に理解することは、溶け込むことなのか、それとも狂気なのか。

グローバリズムが叫ばれて久しいですが、「相手を理解する」ことの難しさを問いかけて止まない映画です。

本の紹介もしてみる

よくよく考えると、本を読み研究する仕事をしているのに、本の紹介をしないのもなんだか変なので、あまり専門的にならない程度(といっても多少は専門的にならざるをえないけれど)で気に入った書籍を紹介していこうと思います。
ナショナリズム―1890ー1940 (ヨーロッパ史入門)ナショナリズム―1890ー1940 (ヨーロッパ史入門)
(2009/08/27)
オリヴァー・ジマー

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今回はオリヴァー・ジマー著『ナショナリズム 1890-1940』(岩波書店、2009年)です。

近年、ナショナリズムはあらゆるところで問題定義され、論じられ、道具となっています。
しかし、ナショナリズムやその前提となるネイション(国家・民族)という意識の具体的な起源や契機については未だに議論の途上なのです。
本書はヨーロッパ史を専門とする著者が歴史学の立場からこれまでのナショナリズム論を整理し、論の整合性を提示しています。近代以前にナショナリズムの萌芽が見られながら、フランス革命後に構築され、第一次大戦後の境界意識からネイションとして強く意識され、現在問題になるような狭義のナショナリズムが生まれたとしています。
特にファシズムの成立については、第四章の「粗暴化した故国ナショナリズム」がこれまでの論説を明確に分析し、読後の納得感が充実していると個人的に思います。
いわゆる「国民国家」についての論及が不足しており、そこが難点ではありますが、「ヨーロッパ史入門」シリーズの中でも良い出来ではないかと思います。
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季節のことや行事、社会のことなどとりとめねいことになりますが、たまーに毒を吐くかもw

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